電気パンを焼こう
オーブンがなくても、鉄板2枚があれば、電気でパンが作れる。 えっ、本当?
ではさっそく作ってみましょう。
必要なもの
- 鉄の板(できればステンレス板)2枚、プラグ付きコード1本、牛乳パック、ホットケーキミックス
作り方
- 500mlの牛乳パックの上部を切り取ります。1000mlの牛乳パックの時は、半分の高さで切る。
- 牛乳パックの両側に鉄板の電極を置きます。鉄板は触れ合わないように注意しましょう。
- 電極に、コードをつないでおきます。
- ホットケーキミックス100gに、水を加え、玉ができないようにかき混ぜます。
- それを牛乳パックに流し込み、コードを100Vのコンセントに接続します。
- 湯気が出なくなったらできあがり!(約10分)
- コードをコンセントからぬいてから、牛乳パックを開けましょう。
注意
- コンセントにつなぐと、鉄板には100Vがきています。鉄板同士を触れ合わせないように注意しましょう。また、鉄板を直接触らないようにも注意しましょう。
学習への応用
6年 電流のはたらき
- 「電流のはたらき」では、「電流が流れると熱が出ること」「電流の量に比例して発熱量が増えること」を学習します。
学習の最後に「電気パン」を行うと、液体でも電気を通し、電気が通れば熱が出ることが理解できます。
液体でも電気を通すことから、「ぬれた手で、コンセントやスイッチに触らない」という注意が実感できるようです。
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