ボトルシップを知っていますか?ガラス瓶の中に船の模型を作るものです。一度は見たことがあるでしょう。それをヒントにして、瓶の中で植物を育てることをボトルプラントということにしました。ガラス瓶の代わりに、ペットボトルを使った方法を紹介します。
準備するもの
ペットボトル(1.5〜2リットルのもの)
無菌の土(バーミキュライトなど)
液体肥料(ハイポネックスなど)
植物の種(多湿性に強い植物がよい)
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作り方
ペットボトルの5分の一から4分の一の分量ぐらい無菌の土を入れます。
500倍に薄めた液体肥料(野菜用の濃さ)をペットボトルに入れます。
一気に入れると軽い土が肥料に浮いてしまうので,ゆっくりと入れるとよいでしょう。 |
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種を数粒入れ,栓をしっかりと締めます。
ペットボトルを窓際に置き、観察します。
一日数時間、日が当たるところがよいでしょう。 |
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12月上旬に蒔いたレンゲの種が1月にはこんなに伸びています。
ペットボトルの温室効果もあり、種の発芽は早いようです。
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「ペットボトルの中には空気が少ないから発芽しない。」と予想する子供もいましたが、発芽はします。欲張って種をたくさん蒔くと、発芽はしますが、だんだんと枯れていって結局育つのは数本だけです。空気(酸素・二酸化炭素)の量が,植物が育つ限界条件となっているようです。
このことから、決まった大きさの中では、生きられる生物の量が限られていることが実感できます。この閉鎖系を地球と考えれば、地球で生きられる生物の量には限界があることを知り,環境や人間と他の生き物たちとの共生について考える手がかりになると思います。
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