夏休み終了記念・トンボとり大会

トンボ探偵団・観察会

 トンボ探偵団主催「夏休み終了記念・トンボとり大会」に参加してきました。場所は、横浜市栄区・瀬上市民の森です。日にちは、夏休み終了の8月31日(日)でした。

 公園の入り口から、網や虫かごを持ってトンボを採りながら奥へ進んでいきました。
 途中で、採ったトンボについてトンボ博士に説明してもらいました。写真の右端がトンボ博士の梅田さんです。
 この広場では、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ、アキアカネが見られました。

瀬上池

 公園の奥には瀬上池という池があります。瀬上池は、灌漑(かんがい)用に作られた人工の池です。両岸がこんもりと木々に覆われた良いところです。後半は、この池の上流に行きました。
 上流では、コシアキトンボやコシボソヤンマがいます。

 オニヤンマを捕まえました。オニヤンマは、日本のトンボの中で一番大きなトンボです。

 沢の泥の中を探ると、オニヤンマのヤゴが見つかりました。大きなヤゴで、みんなビックリ!

オニヤンマ 捕まえたオニヤンマを良く見てみましょう。おしりの先に産卵官があるのでメスです。おしりのところに土がついているので、すでに産卵した後であることも分かります。

 トンボを採っているとヘビも出てきました。捕まえてみんなで触ってみました。
「ぬるぬるしてる」「ひんやり冷たい」「ちょっと臭い」感想はさまざまでした。

 このほか、カラスアゲハやウラギンシジミも見られました。

シオカラトンボ 帰りに、シオカラトンボがセセリチョウを食べているのが見られました。
 神経質で近づくとすぐに逃げてしまうシオカラトンボも、食べている時はカメラを10pまで近づけても逃げませんでした。

 最後にトンボ博士から見分け方の話や標本の作り方を聞きました。そして、捕まえた虫たちを逃がしてトンボ探偵団の観察会は終わりました。

 

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