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トチカガミが咲いた

 トチカガミは 、葉の裏に空気袋があり葉を水面に浮かべます。浅いところでは葉が立ち手鏡のように見えます。トチとは、スッポンのことです。つまりスッポンの鏡ということですね。
 水辺環境を作る時にあるとよい植物です。

 昨年秋に自宅の睡蓮鉢に一本だけほうり込んでおいたら、今年はたくさん増え花を咲かせました。
 9月13日は朝からどんよりとした曇り空で、トチカガミもゆっくりと花を開かせました。そこで、トチカガミが花を開かせる様子を観察しました。

観察地 横浜市港北区 自宅の睡蓮鉢
観察年月日 1997年9月13日

トチカガミのつぼみ
 1997.09.13 08:13

 新聞を取りに玄関を出たら、睡蓮鉢の中にトチカガミのつぼみを発見。
 天気のよい日はとっくに咲かせているのに! 天気がよくないので開花時間が違ったようだ。

トチカガミの花の開き始め1
 1997.09.13 09:20

 1時間後に見ても、まだ開いていない。
 がくの一枚だけが開いている。つぼみ全体が膨らんでいるのがよくわかる。

トチカガミの花の開き始め2
 1997.09.13 09:57

 10時近くになったようやく黄色い花心が見えるくらい開いた。
 この調子だといつになったら開くのか予想もつかない。

トチカガミの花の開き始め3
 1997.09.13 10:31

 ようやく花らしく見えるぐらいに開いた。
 花びらは半透明で、トレーシングペーパーのようだ。丸めたトレーシングペーパー?

トチカガミの花
 1997.09.13 13:53

 午後2時近くになってようやく満開。
 天気も悪く、虫たちも少ない。せっかく咲いたけど、受粉できるのだろうか?

翌日の様子
 1997.09.14 08:47

 今日もどんよりとした曇り空。開花時間が遅かったとはいえ一晩経つとさすがに花びらも疲れ気味。
 花の下には次のつぼみが伸びてきていた。

 

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