そう、メダカは川に住んでいたのです。今は、メダカがいる川が少なくなり、水そうで飼うのが当たり前になっているかもしれません。
今ある池を川と同じようにメダカがすみやすい環境に作りかえたり、花だんを改造してメダカ池を作ったら、メダカもよろこぶことでしょう。
メダカが住む池をつくってみましょう。
メダカ池をつくる場所がない人は「水そうでメダカ池をつくろう」を見てください。
メダカは、どこを泳いでいますか? 驚いた時は、どこに逃げますか? メダカの行動も観察してみましょう。
コンクリート製のブロックやU字溝を使う場合は、一週間程度水につけて、コンクリートの灰汁(あく)を抜いてから使いましょう。
メダカを見るときは、静かに見ましょう。中に手を入れたりしておどかすと、池の底の方にかたまって、なかなか出てこなくなってしまいます。
カラスなど大型の鳥が水浴びをすると、なかなか土や植物が落ち着きません。落ち着くまで網をかけるなど工夫してください。
メダカは5月下旬から産卵を始めます。(横浜の場合) 5月上旬に池が完成しているようにしましょう。