デジタルカメラをスキャナー代わりになんて言うと大層なことのように聞こえますが、DC−2で撮るだけの話です。
プリントされたものは、そのまま撮るだけで十分使えるでしょう。
ポジ(スライド・フィルム)の場合は、ちょっとめんどうです。
私は、raynox Degital Camera Stand KS-1000 (吉田産業株式会社)を利用しています。
しかし、このままだとDC−2の形状からカメラサポートを一番下まで下げても35mmフィルムを画面一杯に取り込むことができません。
また、ライトボックスの端を使うので、画面上に均一な光が得られません。
そこで、フォーカシングレールを使用しました。
フォーカシングレールを使用することで、レンズの中心線がライトボックスの中心に近づき、また、カメラがよりフィルムに近いところまでいくようになりました。
35mmスライドフィルムを画面一杯に写した状態。
モニターには画面一杯に画像が出ていたのですが、パソコンに取り込んでみるとマウントの部分が写っていました。実際には、モニターに見えるより広い範囲が写っているようです。
マニュアル・フォーカスにして最近接撮影をすると、ここまで近づけます。
フィルムに密着状態です。このようにすれば、フィルムの一部を拡大する(トリミング)が可能です。
マニュアル・フォーカスの場合は、焦点を決めておき、ピントが一番合うようにフォーカシングレールで調整する方法がよいでしょう。
微妙なピントは、液晶モニターでは見にくいので、なるべく大きなテレビを利用するようにしましょう。 |