池は身近なところにあるはずです。「メダカ池をつくろう!」のようなやり方で水辺環境を作るのも一つの方法ですが、これでは大掛かりでちょっとやれないとおっしゃる方にはこの方法をお勧めします。ちょっとした工夫で、豊かな水辺環境を作ることができます。 このような、コンクリートで囲まれた四角い池はよく見ると思います。 当初、この池を「メダカ池」として土を入れるつもりでしたが、管理者(校長)の「せっかくタイル張りできれいなのにもったいない。」の一言で断念しました。以前、灯油を流され中の生き物が全滅したこともあったので、土を入れ大掛かりにやった時のメンテナンスが大変なことも考え、簡単な方法を取ることにしました。 池自体はまったく手をつけず、水生植物をプランターに植え、それを池に沈める方法を取りました。
植えた植物は、葦・ヒメガマ・サジオモダカ・キショウブなどです。
サジオモダカは、やや背の高い鉢に植え、水面の上にくるようにしました。 池にはポンプが設置されていたので、これとプラ舟を利用し、水面の面積を広げ、水の循環が良くなるように工夫しました。
これで、一応完成としました。あとは水の中で伸びる沈水性植物と睡蓮やホテイアオイのような浮葉性植物を入れれば、水辺環境として完璧です。 |