桜の花は、ハラハラと花びらが散るイメージがあります。実際、花びらががくからはずれ、一枚ずつ散っていきます。 ところが、ハラハラと散る花びらの中にまぎれて、クルクルと風車のように落ちてくる花があります。気づいて良く見ると、足元に無数の花が落ちていました。
近づいてよく見ると、何か様子が違います。どこが違うのかな?
花に、ガクが残っているのに花柄がありません。花柄というのは、枝から花の付け根までの部分です。
桜の花は、このように、長い花柄があります。と、いうことは誰かが花柄と花を切り離しているということになります。しかも、落ちている無数の花すべてを!
一体誰が、花を切り落としたのでしょう。
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